
2026.05.15
中東情勢が建築業界にもいろんな影響を及ぼしてきています。ユニットバスをはじめ、断熱材、配管パイプ、塗料など・・・なかなか入荷の目途がたたないので工期が決定できない状況です。そんな中でも、受注をいただいているお客様には影響が少ないようにと頑張っています。出来るだけ早く落ち着くことを願っています。
今3軒の「旧家リフォーム工事」をさせていただいています。100年を超える家が2軒、もう1軒も築50年を超えた家です。このような家の解体に立ち会うと、ほぼ自然素材でつくられていることがよくわかります。現在が「いかに石油由来の商品に頼っているのか」という事が今回の石油危機から思い知らされます。石油由来のものを全て無くすのは無理かもしれませんが、自然素材の重要性を感じるこの頃です。
まずは先日ブログで紹介した100年住宅の物件です。耐震用の柱が建ちその間に壁ができました。解体後の開放的な空間が壁ができて狭く感じられますが、その分家が強くなってきたなあ、と実感します。この壁は耐震用の「荒壁パネル」という商品を初めて使いました。昔ながらの工法で土壁を作る費用と工期を抑えるために開発された商品で、寺社仏閣などの改修にも広く使われています。製造元が1社しかないので6か月待ちました。

そして柱の足元には「耐震リング」という耐震用の金具も入りました。小さな商品ですが、柱と梁の仕口に取り付けることによって「耐力と剛性」がUPして地震時の建物変形を小さくして揺れを早く止める効果を発揮してくれます。徐々に「強い家」になっていく姿にお客様も喜んでくださっています。順当に進んでいます。

次も100年住宅のリフォームです。こちらは床・天井のやり替え、縁側改修、外部補修などの工事です。こちらはもうすぐ完成ですが徐々に家が蘇っていくような感じです。この2枚目の写真ですが、天井に「太鼓」が吊ってありました。このような風景は初めてです。お客様もいつからあるのかよくわからない程古いもので、太鼓をくくっている紐は明治初旬にご先祖さんのお侍さんが刀を身体に縛って帰ってこられた時のものだとか・・・歴史を感じます。


そして最後は築50年ほどの家のリフォームです。中2階のような内装を解体して、床を下げて2部屋を作ります。この立派な丸太は撤去します。勿体ないですが・・・50年経っても艶々していました。こちらもしっかり補強しながら順調に進んでします。家を一から新たにつくっていく仕事も楽しいですが、長い年月風雨に耐え家族を守ってきた旧家を蘇らして次世代に引き継いでいく工事もやりがいのある仕事です!

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