3.11をきっかけに、住まいの”つくり手”と”住まい手”が一緒になって家庭部門でのエネルギー消費量を1985年レベル(いまの半分)にしようとするアクションです。日本に暮らすすべての人が直接関われる取り組みとして、“家庭”での省エネを進めていきたいと考え、この活動を始めました。目指すのは我慢の省エネではなく、賢く楽しく進めていく省エネです。
平野木材は、 【 Forward to 1985 energy life 】というグループに所属しています。
これは、「住まい手とつくり手で、小さいエネルギーの暮らしを増やしていこう」という考えの下、同じ志を持つ全国の工務店、設計事務所と共に活動をしている集まりです。
私たちは
・原子力発電に頼らない社会をつくっていくため
・地球温暖化にともなう気候の大きな変動を何とか食い止めるため
・エネルギーをたくさん輸入している我が国のあり方を変えるため
に、少ないエネルギーで成り立つ社会をつくっていかなければならないと思っています。
そして我々にできること、また建築業に携わっているものの責任として、まずは家庭での省エネを進めていきたいと考えています。
その目標を「1985年」という年に設定しました。
なぜ「1985」なのかというと、それは1985年頃の電力消費量であれば、原発がなくてもなんとかやっていけるからです。
その具体的な目標として、「家庭のエネルギー量を半分にしよう!」ということです。といってもそれは、「我慢の省エネ」ではなく、「賢く楽しく進めていく省エネ」です.
家庭の電力消費量をゼロにするのは無理ですが、少し時間をかければ「半分」にすることは十分に可能です。
平野木材は平成16年、奈良県で2社目の「1985地域アドバイザー拠点」の認定を受けました。奈良県の気候・風土、そして皆様のライフスタイルに合わせた無理のない省エネルギーのアドバイスが行える会社として、皆様と共に社会に貢献していきたいと考えています。