現在、日本で耐震基準に適合しない住宅は89%にもなります。今後、家をリフォームする際に構造をチェックすることは大変重要になってきます。平野木材では、「日本建築防災協会」の指針に基づき耐震診断を行い、さまざまな角度から補強方法を検討し、ご予算にあった補強工事を行います。
いわずと知れた地震大国・日本。 ここ数年で、東日本大震災、熊本地震と大きな地震が続いています。1995年の阪神淡路大震災では約8割の人が建物の倒壊で亡くなったというデータもあります。しかし、木造住宅はしっかりとした構造補強を行えば、耐震性は増し、寿命も長くなります。
耐震リフォームはやった方がいいのか?と疑問に思われている方もおられますが・・・
結論から申しますと、耐震リフォームは、「大なり小なり何かしらやるべき」と考えます。
耐震リフォームは「建物」を守るために行うのではなく、「ご家族の命」を守るために行うものなのです。
果たして我が家は大丈夫か?ご自宅の耐震性が気になっておられる方は、まずは耐震診断を受けて下さい。
平野木材では、「日本建築防災協会」の指針に基づき、プロの耐震診断士がきっちりと調査をさせていただきます。
耐震リフォームにかかる工事費用は、現場の状況、補強箇所や補強内容によって差が出るために、一概にいくらとは言えません。しかしながら、統計からみると「50万円未満~150万円」が主な工事費の価格帯と言えます。
耐震改修工事は、各自治体による助成金や補助があるところがあります。平野木材では、これらの助成金や補助を活用しながら、出来る限り少ないコストで最大・最適な耐震リフォームが出来ることを目標としています。
一年中快適に暮らすには家の断熱性能を高めることがポイントです。断熱性能が高まると、冷暖房効果が上がりエネルギーの使用を抑えることが出来、家計の負担が少なくなります。エコな住宅は光熱費の軽減だけではなく、温熱環境が改善されると、疾病が改善されたり、ヒートショックの予防になるなど、家族の健康にもつながります。
近年地球環境問題から、様々な分野でエネルギー消費の削減が求められています。住宅業界でも2020年から新築住宅は、ある一定の省エネ基準をクリアした住宅しか建てることができなくなります。そして、住宅リフォームにおいても今後「省エネリフォーム」がより注目されるようになると思われます。
断熱性能が向上すると各種疾病の改善がみられます。結露の減少により、カビ・ダニの発生が抑制され、アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎・気管支ぜんそくにも効果があるといわれています。
家の中の温度差は危険です。断熱性能の低い家で、居間だけストーブで温めて、廊下や脱衣所は寒いままといった状態は・・・
「ヒートショック」の原因となります。
*ヒートショックとは
温度の急激な変化による血圧の急上昇や急降下、脈拍の変動などがからだに及ぼす悪影響のこと。
(近年、入浴中の急死は交通事故死亡者の4倍以上にものぼると言われています。)
少しの投資をすることでも「省エネ」は実現できます。まずは出来ることから始めてみましょう!
開口部からの熱の出入りは、夏場が全体の70%、冬場が60%といわれています。窓をはじめとする開口部で熱の出入りをしっかりブロックすることは、家の快適性を向上させる近道です。
天井裏に断熱材を敷きならべるだけなら、費用も手間もそれほどかかりません。暖房エネルギーだけでなく、冷房エネルギーも削減でき、手軽で効率的なリフォームです。
エアコンや給湯器などの住宅用機器は近年効率が飛躍的に向上しています。特に家庭用消費エネルギーの約半分を占める、給湯と暖房を改善すると、省エネ効果は大きく向上します。
思い切って部屋をリフォームしましょう!
うまく工事をすれば、暮らしが快適になり、大きな省エネ効果を得ることができます。
壁や床にも断熱材を入れることで大幅な省エネ効果が得られます。
内窓や断熱スクリーンを付けたり、窓ガラスをペアガラスに交換するなどの工夫をしましょう。
エアコンの取り換えや、高効率の給湯器の採用などで省エネ効果をさらに高めましょう。
何よりも部屋全体の断熱性能が向上して、冬が大幅に暖かくなり、夏の昼間が涼しくなるところが最大のメリットです。特に長い時間を過ごすLDKをリフォームすれば、大幅な省エネが実現可能です。
「部屋リフォーム以上建物全体改修以下」のエリアリフォームという考え方もあります。 日常的によく使うエリアを整理して、そのエリアを囲むように断熱し、エリア内にある窓の工夫を行って、効率よく「快適&省エネ」を目指すのがエリア断熱リフォームです。
♪例えば、1階に寝室をつくり、離れていた「トイレ、洗面室、浴室」をLDKの近くに持ってきて、このエリアを囲むように断熱し快適にします。ヒートショックの心配も軽減され健康性も向上します。
家の基礎や骨組みなどの強化、大幅な間取りの変更、水廻りなどの内部工事と外壁などの外部工事を一気に行って、家全体を再生させ、新築のように美しく大改修します。また今後増えるであろう「中古住宅の全面改修」にも対応しています。木を活かし自然素材を使い、「健康と安心」を追い求める大規模リノベーションは平野木材の得意とするところです。
「Re+Form」 = 「形を元に戻す」
経年変化や劣化した箇所や設備を以前の状態に戻すこと
「Re + Innovation」 = 「革新」「一新」
元の状態に更に、性能・快適性・デザイン面で付加価値を付け、建物の価値を高めること
「新築か?リノベーションか?」と自分の家はどちらがいいのか悩んでおられる方は多くおられます。 新築専門の建築会社は、大切に住まわれてきたご自宅を簡単に「建て替えましょう!」と言うでしょう。 またリフォーム専門店は、安全性に問題のある住まいでも「リノベーションしましょう!」と進めるでしょう。
平野木材は、新築からリフォーム・リノベーションまでトータルで建築工事を行っている会社です。 お客様の大切な家をまずしっかり調査し、建物の価値を把握し、またお客様の資金計画なども考慮し、新築とリノベーションのどちらがお客様にとって価値のある選択か総合的に検討してご提案をさせていただきます。
平野木材では、建て替えもリノベーションも同時に検討していただけます。私たちと一緒に価値のある選択を検討しましょう!
時代を越えて住み継がれてきた旧家。柱や梁のひとつひとつにその家の歴史があります。旧家ならではの古き良きたたずまいを残しながら、今の生活スタイルに合った空間つくりをすることで、より愛着のある住まいへ生まれ変わります。
旧家の大改修工事です。
100年を超す母屋から、3間続きの座敷・蔵・納屋・・・
9ヶ月にも及ぶ大工事でした。残せる建物は残し、立派な古木を再利用しながら、耐震性・断熱性・設備面を充実させました。主のいなかった建物たちが息を吹き返しました。
生活動線や収納などの利便性、断熱・耐震などの性能、バリアフリーなどの機能性を高めることで、慣れ親しんだ家でより快適な暮らしが実現します。
築30年余りの「入母屋四間取り」の本格和風住宅のリノベーションです。
構造体を大幅に補強して、設備面も充実させました。外観は以前の良さを残しながら「耐震性」「断熱性」を向上させて中身は最新の住宅に生まれ変わりました。
ご夫婦や家族のあこがれの実現・・・趣味や自分だけの時間を楽しむために・・・
リノベーションの形は人や家族によって異なるもの。ライフスタイルに合わせてテーマを決め夢の実現へ。
長年ボランティア活動をしてこられた奥様にとって、地域の人々が気軽に集まれるサロンをつくることが夢でした。家の中で一番いい場所にありながら、ほとんど使われていなかった応接間を「玄関ホール兼サロン」にすることで、台所や和室ともつながり、最高の空間になりました。
家族構成の変化や、年齢による生活スタイルの変化は、リノベーションのきっかけです。より暮らしやすく快適な空間に。
「おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に暮らしたい!」
そんなお子様の夢を叶える、「2世帯住居リノベーション」です。
間取りを大きく変更し、広いLDKの、お子様たちの部屋、ご夫婦の寝室に小さな和室と、充実した生活空間に生まれ変わりました。壁・床・屋根としっかり断熱をすることで、冬の寒さも改善されました。
愛着ある今の住まいを活かし、快適な生活を送りたい。そんなお客様一人一人に最適なプランをご提案し、リフォームでお客様の今後の人生が充実したものになるように精一杯のお手伝いをさせていただきます。