2018.06.08
4月の初めに着工させていただいていました、「主屋2階リフォーム」が完成いたしました。
お若いお施主様のご要望をじっくりお聞きしながら進めさせていただき、ご家族も少しずつ出来上がっていく工程を楽しんでいただきました。このお宅は30年程前に建てられた本格和風のお家で、2階は内装工事をしないで手付かずのままの状態でした。
解体工事はしなくてよかったのですが、30年の年月が経っていますので、床のレベルは大きく狂っていました。まずは床の水平を出す工事からのスタートでした。そして、昔の家ですので、土壁だけで無断熱です。(土壁の断熱効果は多少ありますが)壁を内側にふかし、屋根と一体で「吹付け断熱工事」を行い、ペアガラスの内窓を入れて、断熱を確保しました。もともと、30年前に丈夫な木を使い、腕のいい大工さんに丁寧に建てられた家です。まだまだ何十年と暮らしていける家です。ただ、断熱や窓などの建材は今の技術に比べると劣っています。
リフォームは、そんなところ・・・家の本質を改善しなければならないと思っています。
もちろん、水廻り設備交換や、簡易なリフォームは別ですが、本格的に間取りを替えたり、大きく暮らしを変化させるときには、「耐震」や「断熱」「劣化」「省エネ」など・・・家の本質も是非検討していただきたいと思います。(^^)
【木と心】でお客様の幸せのお手伝いを・・・
◆ 株式会社 平野木材 ◆
明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!