
2025.12.16
先日、また1軒【平野木材の木の家】の上棟をさせていただきました。初冬のきりっとした寒さの中、大工さんたちの頑張りで夕方には無事に棟が上り立派な骨組みが完成しました。最近晴れが多いです!(^^)

今回のお客様は約2年前に平野木材にご依頼をいただき、ようやく棟上げまで到着しました。というのも地域限定で土地探しをしておられたのでなかなか納得できる土地に巡り合うことが出来ませんでした。それでも「必ずいつかご家族にとって一番良い土地が見つかります!」とお話をし、その間に何度も何度も「平野木材の家の見学会」に来てくださり家の話もたくさんさせていただきました。時間をかけて家の検討もしてくださったので、ご自分たちの理想の家というものも明確に固まっていかれました。土地が見つけるのに2年かかりましたが一生住む家を考える時間としては決して長くはないと思いました。
今回の家はかなり大きな家です。しかも土地が道路より高くなっているので夕方の完成時にはより立派に見えました。ただそれは家の大きさだけではなく、【4寸角の柱】を使っている事も大きな要因になっていると思います。クレーン車の運転手さんも言っていましたが、「普通の材木を使っているとこれくらい大きな家はすごく弱弱しく見える。4寸角は見栄えする!」と。やはり普段から多くの上棟に立ち会っている人は見るところが違います!(^^)

むかし材木屋だった私にとって、柱といえば4寸が当たりまえでした。材木は「原木市場」というところで「セリ」で購入します。太い材木は1本で売られますが、柱用の材木は10本から20本くらいの単位で売られることが多いです。我々材木屋は、その柱用の山を一目見ただけで「4寸用」か「3.5寸用」かがわかり、おのずとセリの単価も違います。


例えばこんな感じです。上の写真は4寸用、下の写真は3.5寸用・・・という感じです。木には「赤身」と「白太」があるのはご存じでしょうか?木は毎年外側に大きくなり、ひとつづつ年輪を増やしていきます。白太はたくさんの水分を含んでいて柔らかいですが、だんだんと赤身に変化していき硬く強くなっていきます。建築用の木材になっても赤身の部分は腐りにくく、虫にも食べられにくいようになります。写真の細い丸太は、まだ30年くらいの木ですので白太が多く赤みが少ないです。一方40年~50年の太い丸太は8割方赤みが占めています。つまり太さだけではなく「木の強度」という面でも4寸角の方が圧倒的に強いという事がわかると思います。

平野木材の家では、土台に「4寸ひのきの赤身のみ」の木材を使用します。先日お客様に「シロアリ対策は?」と聞かれたのですが、「この木材が一番のシロアリ対策です!」とお応えしました。今までリフォーム現場で「ひのきの赤身」がシロアリに食べられているところを見たことがありません。木は同じ大きさであっても中身は全く違います。樹種もそうですし、年輪の細かさもそうです・・・
木の話は止まらなくなるので今回はこの辺で・・・(^^)
一度平野木材の「棟上げ」や「構造」を見てください。違いがわかっていただけると思います。先日の「構造見学会」も好評でしたので、来年は出来るだけ構造を見ていただく機会を増やそうと思っています。お楽しみに・・・

この家も春には完成です。お施主さんご家族にとって、待ちに待った想いの詰まった我が家です。しっかり丁寧に工事を進めていきます。完成見学会もさせていただけるのでこちらも楽しみにしていてください。自慢の構造材は隠れてしまうのが少し残念ですが・・・
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