2021.02.25
雲一つない晴天の奈良です。
貴重な古代遺跡群を抱える明日香村での旧家建て替え工事の地鎮祭を執り行いました。「日本の里100選」に選ばれた素晴らしいところです。
今回は敷地に建つ主屋を取り壊させていただいて、新たに2階建ての家を建てさせていただきます。お話を聞くと、その主屋は4世代が住み続けてこられた築150年ほどの建物だとか・・・勿体ないような立派な建物だったのですが、やはりご家族が快適に住み続けるには無理があるようでした。
ご存じだと思いますが、地鎮祭は敷地の四隅に青竹を建ててその間を縄で囲って祭場をつくって行います。そこに土地の神様に来ていただいて、土地を利用させてもらう事の許しを得、工事の無事を祈ります。
今日は地元明日香の神社から神主さんに丁寧に地鎮祭を行っていただき、そして終わってから少しお話をいただきました。
『地鎮祭は建築工事を行う際、とても大切な儀式です。今日も神様に来ていただきました。神様は見えません。ですが見えないものを大切にする・・・土地の神様がおられて守ってもらっているという気持ちが大事です。』と。
我々も見えない神様や、代々住んでこられたお施主様のご先祖様にも感謝して、安全に工事を進めさせていただきたいと思います。
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明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!