2020.01.07
『数寄屋造り』・・・という言葉を聞かれたことはあると思います。
毎年恒例の「元旦伏見稲荷詣り」で、美しい数寄屋造りの建物を見ました。伏見稲荷大社の「休憩所、お茶席」として新しく建てられた建物です。あまりの美しさに思わず引き寄せられてしまいました。(^^)
『数寄屋造り』・・・とは、数寄屋(茶室)風を取り入れた住宅の様式。安土桃山時代に数寄屋と呼ばれる茶室が出現し、その時代の茶人たちが格式張った意匠や豪華な装飾をきらい、当時の庶民住宅に使用される粗末な材料や技術をこだわりなく使った建物・・・とのこと。
とはいえ現代では、高価で高度な技術が必要な高級和風建築の代名詞になっています。
竹や杉丸太が多く使われて、できるだけ細い材料がいいとされています。ですので柱も「面皮柱」といって、あえて丸みを残した柱が使われます。
私も若い頃はそれほど感じなかったのですが、最近はこのようなシンプルなスッキリとした意匠の建物にとても惹かれます。京都の町並みが美しいのは、昨日ご紹介した『町家』とこの『数寄屋』の建物が多く、日本人の感性に馴染むからだと思います。
是非、このような感性を『平野木材の家』にも取り入れていけたらと思っています。(^^)
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◆ 株式会社 平野木材 ◆
明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!