2020.08.25
昨日、またひとつ「平野木材の木の家」を無事にお引き渡しさせていただきました。
お客様と出会わせていただいてから1年以上になりますが、あっという間でした。何度も何度も打ち合わせをさせていただいて、ご家族にとって最高の家が完成したと思っています。とってもいい笑顔で新しい玄関の鍵を開けてくださいました(^^)。
そして、そんないい家を2日間お貸しいただき、土日で完成見学会も行わせていただきました。コロナ禍での見学会ですので、今回もあまり告知をしないで完全予約制で行わせていただきました。それでもたくさんのお客様に来ていただき、多くの新しいお客様にも出会うことが出来ました。皆さんにとっては初めての「平野木材の木の家」ですが、自然素材の心地よさを体感していただき、気に入っていただけたように思います。
今回の家は、シンプルな形の平屋の家でした。
近頃は新しい住宅地に行くと、外観デザインに凝った家も多く見られます。ですが、雨の事・・・風の事・・・台風の事・・・などを考えると、家は出来る限りシンプルな形に作るべきだと私は考えます。凸凹した屋根は年月が経つと、雨漏りの危険が発生し、メンテナンスにも余計なお金がかかります。シンプルな形で、街や自然に溶け込んでいる外観の方が格好良くないですか?
そして、家の中はこんな感じです。
屋根の形を活かした勾配天井のリビングは開放感があって気持ちがいいものです。床は桧の無垢、天井も杉板、そして壁はしっくいで仕上げた、自然素材だけに囲まれた快適空間です。
ですが、「平野木材の家」はそれだけではありません。性能にもこだわって作っています。今回も断熱性能は【Ua値0.6】、気密性能も【C値0.7以下】、耐震性能はもちろん【耐震等級3】です。
いくら自然素材を使った心地よい家でも、性能が伴っていないといい家とは言えません。
まだあります(^^)。
断熱気密性能が良くても、1年中24時間エアコンをかけて過ごす家は本当に快適でしょうか?
夏涼しく冬は暖かく・・・そして春や秋の季節のいい時期は窓を開けて風を感じる・・・そんな家が心も身体も快適になる家だと思っています。今回の家も「風の通り」のはとても気を使いました。
玄関正面の飾り棚の上に、お客様と相談の上「障子窓」を付けました。見学会の最中も、北の玄関横の窓からこの障子窓を抜けて南の掃き出し窓に・・・とてもいい風が通り抜けていました。季節のいい時にリビング横の和室の畳の上で横になると最高に気持ちいいでしょう!
そんな設計の考え方が、【パッシブデザイン】の一つです。
先日新しいお客様にもお話をしていましたが、
平野木材の家は、「お休みの日に外出しないでずっと家で過ごしたくなる・・・家にいるのが一番好き!」そんなように感じていただける家づくりを今後も目指します!
今回もお客様と一緒に「良い家づくり」をさせていただきました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
奈良で注文住宅、木の家を建てるなら、平野木材へ
【木と心】でお客様の幸せのお手伝いを・・・
◆ 株式会社 平野木材 ◆
明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!