2019.09.10
一昨日地鎮祭をさせていただいた現場で、早速今日「地盤改良工事」が始まりました。
10数年前くらいまでは、よほど軟弱な地盤の土地しか「地盤改良」いわゆる「杭打ち」は行われませんでした。しかし、不良住宅が社会問題になり、家を新築する際には「10年保証の保険」を家に掛けなければならなくなり、現在のように地盤の調査をして、必要に応じて改良工事が行われるようになりました。
今回家を建てさせていただく土地は、何十年と駐車場として使われていた土地です。表面はとても硬く締まっていて一見強固な地盤のように思います。昔なら確実にこのまま基礎工事を行っていたと思います。しかし、調査をしてみると、1mより下はとても軟弱な粘土層になっていました。奈良盆地の真ん中である橿原周辺はほぼ粘土層になっています。
このような土地で家を建てて、50年以上住む・・・となると、やはり不安です。家を建ててからでは出来ないこと・・・は長い目で見るとやはり行っておくべきです。
今日たまたまですが、お客様のご依頼で築50年の家の調査にいかせていただきました。
「柱と建具の間に大きな隙間があるので、家が傾いていないかみてほしい」と。調べてみると、8畳の間の端から端で約2センチも家が下がって、目で見てもわかるくらいでした。どのように改修するのか・・・しっかり検討して提案をさせていただきたいと思います。
このように、やはり『地盤は大切』・・・ということを痛感した1日でした。
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明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!