2019.10.02
自宅リフォーム工事の方も、少しずつですが進んでいます。
このリフォーム工事の大きな目的のひとつである・・・「耐震補強工事」ですが、8割方出来てきました。
今回は、耐震構造の専門建築士さんの指導の元、今までとは違った補強工事を行っています。
世間で一般に指導されている「耐震補強」は基本的に・・・『硬い壁をつくって家を固める』というイメージですが、今回は『粘る壁』をつくっています。
地震が起きて家が揺れたとき、おそらく一瞬では家は倒れません。グラグラグラと揺すられる間に、筋違いが折れ、木と木との接合部が外れて、グシャっと家が潰れます。
今の新築は、その接合部が折れたり外れたりしないように構造計算されて2重3重に補強されています。(耐震等級3の家)
ですが、古い日本家屋はそのような構造にはなっていません。土壁やヌキや梁で粘るように地震の揺れに耐えます。そんな日本家屋にいきなり「硬い壁」で補強する・・・というのは理にかなっていません。「粘る壁」が最適です。というのが、今回お世話になっている建築士さんの見解です。
ですので、今回の我が家の補強は、他社ではあまり行っていない工法なのです。しかもコスト的にも抑えることが出来ます。
ご興味のある方は工事中しか見れませんので、是非ご連絡をください。(^^)
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明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!