2018.04.07
新しいホームページになり、1週間と少しが経ちました。NEWホームページはいかがでしょうか?
ブログもこちらに引っ越しをしましたが、まだしっくりきません。慣れるのにもう少し時間がかかりそうです。
毎日ブログを更新して、1年半程経ちますが、少しは面白い投稿もあれば、つまらないものもあると思います。(笑)お付合いいただいている方々、ありがとうございます。これからも頑張って更新していきたいと思っていますが、NEWブログになったのでもうひと頑張りをして、1周間に1回くらいは、もっと家のことを掘り下げて・・・私の想っていることを長文で書きたいと思っています。
今回は【家の性能】について・・・ご興味のある方はお付合い下さい。(^^)
◆家の基本性能とは?◆
家の基本性能で何よりも大切なことは『丈夫さ』だと思っています。家はまず家族の命を守らなければなりません。地震に強く長持ちする木の家・・・平野木材の木の家は、構造に丈夫な「無垢材(ムクザイ)」を使用し、土台・柱には桧の4寸角を使います。そして耐震に関しては木造の家で最高の「耐震等級3」を全棟で取得しています。まずは安心して暮らしていただける事を最優先しています。ですが・・・「これは当たり前のこと」と考えています。
◆これからの家づくりは?◆
では、これからの家づくりで重要になってくるのはどんな事でしょうか?今、平野木材が取り組んでいる事は次のステップです。
『暖涼(冬暖かく夏涼しい)』 『明るさ』 『風通し』
家にとってこれらの項目が『快適に暮らせるかどうか』という事に大きくかかわってきます。一見当たり前のことのように思うかもしれませんが、奥が深く、どこの建築会社が建てる家でも同じようにできているものではありません。
今住宅技術は年々進化し、建築材料も日々良くなっています。費用をかければかけるだけ高性能な家をつくる事が出来る時代です。ですが・・・どうでしょうか?
「365日、窓を開けずにエアコンをつけっぱなしにする家が好きですか?」 「全部屋に床暖房が必要ですか?」 「奈良県で家を建てるのに、北海道のような過剰な部材や設備が必要ですか?」
私はやはり、季節のいい春や秋には窓を開けて気持ちのいい風を感じたいですし、冬のいい天気の日には大きな窓から太陽の光をいっぱい部屋に取り込んで部屋を暖めたいと思います。
私は、その地域に適切な部材や設備を取り入れ、その地域の風土や気候を考えた家が一番いい家だと思っています。そんな家づくりは地域密着の工務店しか出来ません。平野木材は地元奈良の木を使い、奈良の気候にあった、奈良の自然の恵みを取り込んだ家をつくっていきます。
◆パッシブデザインとは?◆
そのような家づくりの考え方や設計手法【パッシブデザイン】と呼んでいます。上手く自然の恵みを活かし、最新の技術と組み合わせる事で、【小さなエネルギーで豊かに暮らせる家】をつくることが出来ます。
快適に暮らせて、省エネで地球に貢献している!そんな暮らしはいいと思いませんか?(^^)
では「小さなエネルギーで豊かに暮らせる家」はどんな工夫が必要なのか?
・・・・・・はまた次の機会に(^^)
家のデザインや間取り、収納、インテリア・・・もちろんこれらも大切です。ですが、「家の基本性能」をあまり考えずに、これらの事を優先してしまうと、「いい家づくり」は出来ません。住み心地を左右するのは、全てのバランスが整うように考えられた家づくりだと思います。見えるものだけではなく、見えないものを大切にすることで、暮らし始めてからわかるほんとうの意味での【住み心地の良い住まい】を手に入れることができると思います。
では今日はこのへんで・・・最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(^^)
◆ 奈良で木の家、奈良で注文住宅を建てるなら、奈良工務店の平野木材へ ◆
【木と心】でお客様の幸せのお手伝いを・・・
◆ 株式会社 平野木材 ◆
明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!