2019.04.26
今新築工事中の家で、いつものように【気密検査】を行いました。
「平野木材の家」は断熱はもちろん【気密性能】にもこだわっています。
家の気密・・・いわゆる「家の隙間がどれくらいか?」という事を数値で表すもので、【C値】と呼びます。ハウスメーカーではあまりこの事に触れていません。何故なのかは不明ですが、全国一律で数値を求めるには、職人さんの技量の標準化が難しいのでしょうか?まさしくこの「気密性能の数値」は大工さんをはじめ設備屋さんや電気屋さんの技量にかかっています。その目標に向けて、丁寧な仕事をしなければ良い数値は出せません。おかげさまで平野木材の職人さん達は優秀ですので、「今回は一番良い数値を出してやろう!」という意気込みで毎回仕事に取り組んでくれています。
気密性能の良い家は、もちろん冷暖房の効きが良くなり、省エネの暮らしが実現します。それだけではありません。パッシブデザインに大切な風の通り抜けが良くなり、また換気性能も上がります。
家の換気というものは、皆さん汚れた空気を排出すると思っておられます。もちろんその効果が一番ですが、同時に湿気も換気するのです。人が生活すると、想像以上に湿気が出ます。その湿気を上手く計画的に換気しなければ、結露の原因になったり、カビの発生を促進したり、という事になるのです。
という事で、「家の気密性能」が大切だということがおわかりと思います。一般的にその数値が「1.0」を下回ると優秀な家ということになります。今回の測定結果は・・・【0.67】でした。残念ながら、平野木材の家としての記録更新にはなりませんでしたが、十分な結果となりました。大工さんはじめ職人さんたちに感謝です(^^)。完成まで、丁寧な仕事を宜しくお願いします。
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◆ 株式会社 平野木材 ◆
明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!