2019.03.08
昨日の「消費税率の引き上げに伴う支援策」の話のつづきです。
まずは1つ目・・・【住宅ローン減税の延長】です。
今までの「住宅ローン減税の期間10年」が・・・「13年」に延長されます。
この住宅ローン減税について、ご存知ない方もおられるかと思いますので、簡単に説明をさせていただきます。
この制度は、住宅ローンを使って家を建てた人の【所得税】と【住民税】を減らす(あるいはゼロにする)というものです。
どれだけ減るのかというと・・・
①その年の所得税と住民税の合計
②40万円(控除限度額)
③年末のローン残高の1%
この①②③の中で一番少ない金額が控除されます。
例えば・・・年収500万円、借入ローン3000万円の方の場合は
①所得税89,100円+住民税136,500円=225,600円
②40万円
③29,100,000円×1%=291,000円
となって、1年目の控除額は、225,600円となって、所得税と住民税の全額が戻ってくるという事です。
この計算で10年間経過すると、この方は223万円控除されるという事になります。
さらに、今回消費税が10%に引き上げられると、この期間が3年延長されます。
そうなると、この年収500万円で3000万円のローンを組まれた方は、
11年目から13年目までで、あと54万円控除されます。(詳しい計算は省きます)
この54万円と、また次にお話する【すまい給付金】のUP分で、消費税2%引上げ分が戻ってくるという試算だそうです。
お分かりいただけたでしょうか?年収や借入額によって変わってくるので、一つの目安として下さい。
では、今日のお勉強はここまでとします。(^^)
(カネマル㈱さん資料抜粋)
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明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!