2018.12.05
先日あるセミナーへ行ってきました。
その会社は、「100年腐らない緑の柱」というキャッチを謳い文句にしておられる会社です。「家の耐久性」というところに焦点を当てて展開をしておられます。この会社の商品を、「平野木材の家」に採用・・・ということは見送らせていただこうと思いますが、取り組みや家づくりの考え方は、同感できるところが多くあって勉強になりました。少しご紹介します。
家の性能で重視しなければいけない点が3つあります。「耐久性」 「耐震性」 「省エネルギー性(断熱性ふくむ)」 の3つをバランスよく取り入れなければなりません。
この3つは今までも言われてきている事で当然のことなのですが、現在そしてこれからの家づくりでは、日本の気象の変化ということに注意が必要だということです。ゲリラ豪雨や巨大台風は、珍しいことではなく毎年おこると考えておいたほうがいいと思います。奇抜なデザインはやめてシンプルな外観をつくり、雨風に強い家にしなければいけません。
また、地震に対しても本当に強い家を作らなければなりません。これも同じくデザインよりも耐震性能が大切です。建築基準法にクリアしただけでは不十分です。きちんと構造計算がなされた「耐震等級3」の家でなければ安心とは言えません。
これらをクリアして初めて、次にくるのが「省エネ性」であり「快適性」であると思います。しかしこれも今は技術が急激に進歩していて難しい点があります。自分たちが住む地域でどれくらいのお金をかけて、どれくらいの性能を目指すのか・・・高価な機械システムに頼ってよいのか・・・
高性能を追い求め過ぎないで、コストとのバランスを考える。
機械に頼りすぎず、メンテナンスのしやすい構造にする。
快適性を長時間維持できるような仕様にする。
家はバランスです。そして出来上がってからはわからない見えないところが一番重要なのです。
ここの会社は、木を腐らす実験もされてました。さて何が強いでしょうか???(^^)
奈良で木の家、奈良で注文住宅を建てるなら、奈良工務店の平野木材へ
【木と心】でお客様の幸せのお手伝いを・・・
◆ 株式会社 平野木材 ◆
明日も素敵な一日が皆様に訪れますように!