2024.04.26
インスタ、ホームページなどでご案内しています【構造断熱見学会】をこの週末に行います。
28日(日)29日(祝)の2日間です。まだ予約の空きがありますのでご興味のある方は是非お越しください。
今週の火曜日から行っていた断熱工事が予定通り3日間で完成しました。今回平野木材としては初めての断熱材【木繊維断熱材 シュタイコ】を使用しての工事・・・先週からの大工下地工事も含めて、問題なくとても上手く進めることが出来ました。そして仕上がりもバッチリです!
壁・天井にぎっしりと木の繊維が詰まりました。平野木材の家は一歩中に入ると「木のいい香り」を感じるのですが、この断熱材を入れるとまた格別です!森の中にいるようです(^^)。そして驚いたことに、窓を閉めると外の音がほとんど聞こえないのです。防音効果もかなり高いようです。是非実感してほしいと思います。
この「シュタイコ」という木繊維断熱材は、寒さに効く「熱伝導率」も優れているのですが、他の断熱材と比べて特に特徴があるのが、暑さに効く「比熱容量」の高さです。昨今の日本の夏の暑さは驚くほどです。冬だけでなく夏もも快適にする数少ない断熱材なのです。
そして、この断熱材の上に(部屋側)にこの『WURTH ウルト』というシートを張ります。これは【調湿可変気密シート】という優れものです。普通は建物の室内側に貼るシートは「防湿気密シート」と言って湿気は通さないもの(部屋で発生した湿気は壁の中に入れない)なのですが、実は夏に「逆転結露現象」という事が起こることがあります。夏に湿気が外から部屋側に入ってきて冷房で冷えた石膏ボードあたりで結露が発生するというメカニズムです。そんな時にこの調湿気密シートが壁内の湿気を室内側に逃がし結露を防止します。シュタイコという木繊維断熱材自体も吸放湿機能があり、シートも気密をしながら湿気は通すという性能を持つ・・・というとても安心な仕様という事です。少しマニアックな話になりましたが、より長く安心して快適な環境で暮らしていただけるような家づくりという観点から平野木材の家は進化しています。
「構造断熱見学会」はいわばこのような家の内部がよくわかる・・・という貴重な機会です。是非「良い家づくりがしたい!」という方は一度足をお運びください。お待ちしています。
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