2024.04.02
先週、2024年2軒目の棟上げを執り行いました。3月中旬から雨が多く心配をしていたのですが、上手く濡らさずに「屋根仕舞い」まで行うことが出来、夕方には無事に上棟式することができました。
今回も「吉野ひのきの柱」と「吉野すぎの梁」で美しい丈夫な骨組みが出来上がりました。お施主様ご家族も上棟式後に2階まで登られ、たくさんの4寸角の柱に囲まれた建物に安心し、木の良い香りを喜んで下さいました。上空からの写真は、お施主さんの知人がドローンで撮影してくださったもの。普段撮れないアングルの写真で、とても良い写真ですね(^^)。ありがとうございました。
ドローンで撮影
少し断熱性能の話をさせていただきます。地球温暖化対策として日本も温室効果ガスの削減の重要性が叫ばれています。その一環として日本の住宅も「断熱化」「省エネ化」が年々重要になってきていて、2022年に住宅の断熱等級改正が行われ、2025年には「断熱等級4」が義務化されます。ですが断熱等級4では決して十分な性能とは言えず、平野木材の家では数年前からもうワンランク上の「断熱等級5」を標準仕様としてきました。(断熱等級5は2030年に義務化される予定です)
ただ世の中の動きは早く、最先端を走る建築会社ではまだ上のランクの「等級6」や「等級7」の家を建てるところも出てきています。温暖化が進む中、平野木材でもより快適な家を建てていきたいという想いから「等級6=G2」の仕様を整え、昨年1棟、そして今回の家で2棟目のG2仕様の家を建築いたします。断熱材は先日のブログでも紹介した【木の繊維の断熱材 シュタイコ】を使います。「住まいの中に森をつくる」というコンセプトで開発された断熱材で、平野木材の木の家には相性バッチリです。特徴は・・・
・この断熱材は熱容量が高く熱伝導率が非常に低いため、冬の寒さは勿論、特に夏の暑さをシャットアウトします
・原料は主に針葉樹の端材から出来ていて、化学物質を含む成分は一切ありません
・夏のジメジメ、冬のカサカサを木繊維ならではの調湿機能で快適な環境に整えます
・防音性能も高く、大通りに面した室内でも図書館並みの静けさを実現します
というとっても優れた断熱材です。
今回お施主さんのご協力もあり、平野木材の構造とこの断熱材を見てもらうべく【構造断熱見学会】を開催します。日時は・・・
4月28日(日) 29日(祝)の2日間です。
完全予約制で行います。これから快適で健康的で丈夫な家をつくりたい・・・と考えておられる方!是非この見学会にお越しください!お申し込みはこちらからです。ご参加をお待ちしています!
https://ssl.form-mailer.jp/fms/a4f1a542575751
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奈良で注文住宅、木の家を建てるなら、平野木材へ
【木と心】でお客様の幸せのお手伝いを・・・
◆ 株式会社 平野木材 ◆