2024.01.25
先日、大阪の工務店さんに「木の断熱材【シュタイコ】」の見学に行かせていただきました。実際の新築住宅の現場で、シュタイコの吹付け断熱工事の様子をリアルタイムで見せていただきました。貴重な勉強の機会となりました。ありがとうございました。
昨年初めてこの「木の断熱材」を別の現場で見せていただき、その性能の良さを実感し驚きました。そして「平野木材のG2仕様の家」に採用することに決め、来月着工の家で初めて使わせていただきます。
昨年2022年に住宅の断熱等級の改正が行われました。国の温室効果ガス削減の目標のもと、住宅の省エネ化も数年前から声高に叫ばれる中、今後ますます世の中の方向は「住宅の高断熱化・省エネ化」に進むと思われます。そんな中「平野木材の家」も世の中の動きを先取りして、もっと高性能な家「G2仕様の家」をレパートリーに加えます。勿論、今までつくってきた家も「ZEH相当仕様の家」で国の基準より先行している高性能な家です。奈良という土地で暮らすのは十分な性能でお客様に自信を持ってお届けしてきました。ただ、お客様の価値観はそれぞれです。今後はお客様の生活スタイルやご要望をしっかりお聞きして、家の性能の違いをしっかり説明していこうと考えています。
今回、新しい断熱材を採用するにあたって様々な商品を研究しました。世の中は情報に溢れ、どんな仕様の家を選んだらいいのか?お客様にとっても難しい時代になりました。そんな中「平野木材の家の特徴」を最大限活かす断熱材は?と考えたときに「木との相性」と平野木材の家の構造材の特徴である「4寸(12cm)角の柱」というものを優先しました。世間一般の木造住宅の柱は3.5(10.5cm)寸角がほとんどです。という事は、平野木材の家は他の木造住宅よりも【壁の厚みが大きい】のです。たかが1.5cmの差なんですが、これが家全体となると大きな差を生むことになります。この厚い壁の中に、自然素材の「木の繊維」をパンパンに詰め込みます。仕上がりもとても美しく、見るからに暖かそうです。
従来と違うこと・・・新たな試み・・・をする際には難しい事もあり手間もかかります。ですが新しい挑戦は楽しみでワクワクします!大工さんはじめ職人さんたちの協力を得ながら「平野木材の家の進化形」をつくっていきたいと思っています。楽しみです!(^^)
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