2024.01.16
今日は本年最初の棟上げをさせていただきました。今年一番の寒い一日でしたが、棟梁たちの熱気で現場はぽかぽかでした!(^^)
大工さん7人の頑張りで夕方には無事に棟が上り、木の香りに包まれた立派な家が建ちました。お施主さんも1日で骨組みが出来上がり、ずっと見てきた図面の間取りが現実のものとなり、とても驚き喜んでくださいました。
いつも思う事ですが、平野木材の棟上げはとても美しいです。自画自賛ですが・・・。奈良県産の丈夫な「ひのきの柱」も木目が美しい「すぎの梁」も仕上がればほとんどが隠れてしまいます。それがとっても勿体ないくらい木組みの美しさを感じます。
そして美しさ以上に大切な事・・・平野木材の棟上げでは家の丈夫さがよくわかっていただけると思います。元旦にまた大きな地震がありました。大切な家族を亡くされた方、今も寒い避難所で不便な生活を送っておられる方を思うと胸が痛みます。地震があるたびに、我々建築に携わっているものは「人の命を預かっている」という責任感をつくづく感じさせられます。平野木材のすべての家は「構造計算に基づいた耐震等級3の家」です。そいて構造材はすべて「4寸角仕様」です。日本の木造住宅の90%以上は「3.5角仕様」です。4寸は12センチで、3.5寸は10.5センチです。なかなかわかりにくいと思いますので、今日の棟上げの現場に細い柱を持っていって写真を撮りました。
違いがわかっていただけますでしょうか?1本や2本ではありません。家1軒分の柱約100本とすべての梁が太く丈夫になるのです。
また平野木材は「日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)」という全国組織に加入していています。そこで全国の工務店と共に、木造住宅の耐震性能向上のために、日々研鑽を積んでいます。
デザインや仕上材や設備も大切です。ですが人の命を守らなければならない家は、「安心安全」が最も重要です。大きな地震に襲われても「家が壊れずに家族の命が助かった!少し修理が必要だけれど、このままこの家に住み続ける事ができる!」と言ってもらえるような家をお届けできるよう、これからも一軒一軒丈夫な家をつくっていきたいと強く思った年明け・・・そして今日の棟上げでした。
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