2021.03.21
先日の大安の日、棟上げを執り行いました。
打ち合わせを重ねてきた家づくりが始まります。
心配していた天候も夕方までもってくれて、濡らさずに無事に棟上げが出来ました。
棟上げの際にいつも思うのですが・・・「平野木材の家」の棟上げ風景はとても美しいです。というのも奈良県の良質な材木をふんだんに使っているからなんです。またとても頑丈にみえます。それは柱は全て4寸角(12cm角)を使い、その柱と接合される構造の梁も巾が4寸あるので、全体的に材木の量がとても多いからだと思います。世間一般の木造住宅の9割は3.5寸角の柱を使っているので比べていただくと一目瞭然です。と言ってもなかなか棟上げ風景をじっくり見ていただく機会はないですよね・・・
平野木材は「建築中現場」はいつでも見ていただけますので(それほど自信がありますので)、実際に構造の材木を見たいと思われる方はご連絡ください。
この写真の美しい杉も「奈良の吉野杉」を使っています。今回はこの柱も梁も、ほとんどが壁や天井に隠れます。勿体ない気もしますが、見えないところに丈夫なしっかりした木を使う事も大切なことだと思います。
棟上げを見ていただいた今回のお客様ご家族も、丈夫な構造を見てとても安心してくださったようです。
7月の完成に向けて、今回も職人さんたちと力を合わせて安全によい家づくりをさせていただきます。